痛みは、身体に傷がついたときに出てくる物質が神経を刺激して、頭(脳)で感じるものです。感じている本人にとっては辛いものですが、身体から「ここが傷ついてますよ~」と言うお知らせだと思って下さい。
この「痛み」は、悪循環します。
自分のお腹が痛い時を思い出して下さい。知らず知らずのうちに、身体を丸め、お腹に力を入れていませんか?
痛みを感じるとそこを保護するために、力が入ってしまい、血液循環が悪くなります。すると痛みの原因となる物質が洗い流されなくなり、その部分に徐々に貯まっていきます。
貯まった痛みの原因物質は、さらに神経を刺激し、痛みが強くなります。するとますます緊張が強くなり、さらに筋肉が緊張してしまいます。これが延々と繰り返されます。
上記の理由により、出来るだけ早い段階で痛みを取り除くことが重要となります。ちょっとした痛みを我慢して、強くなってしまった経験はありませんか?
このように痛みを我慢してしまうと、かえって痛みが強くなったり、治療期間が長くなってしまったりすることが往々にしてあります。
これは、凝りなどにも当てはまります。凝りは疲労物質が貯まりますので、あまり痛みを感じませんが、凝りという循環が悪い状態が続くと、雪だるまのように症状が強くなっていきます。
痛みではなくとも、違和感など自分の身体から送られてくるサインに耳を傾け、出来る限り早期の治療を心掛けて下さい。
前田隆行(スパイナルケア桜新町)