私事ですが、先月9月3日に品川きゅりあんホールにて行われた、カイロプラクティック徒手医学会で研究発表を行いました。
そして一般講演が終わった午後には特別講演があり、そこで面白いお話が聞けたのでご紹介したいと思います。
皆さんは脳脊髄液減少症という病名をご存じでしょうか?
ここ数年、テレビや雑誌で取り上げられることが多いのでご存じの方もいらっしゃるのではないでしょうか?
まず、脳脊髄液について軽くお話をしましょう。
脳脊髄液は脳と脊髄(背骨の中にある神経の束)の中を循環する無色透明の液で、脳への衝撃をやわらげたり、形を保つ役割をしているとても重要な液です。
その液が漏れることが原因で慢性的な頭痛、頚部痛、めまい、嘔気、視力障害、倦怠、集中力・思考力・記憶力低下など様々な症状が出現する病態を「脳脊髄液減少症」と呼んでいます。
症状についての原因ははっきりとしていませんが、一説にはむち打ちや尻もちなどの比較的軽微な外傷が原因ではないかと言われています。
その病態に関する第一人者で国際医療福祉大学附属熱海病院脳神経外科教授の篠永正道先生が徒手医学会で特別講演を行いました。
講演で篠永先生はカイロプラクティックなどの代替医療によって、効果的な結果を出すことが多いとおっしゃいました。
これはどういう事かといいますと、実際にカイロプラクティックでこの病態を治療することはできませんが、たとえば筋緊張亢進を取り除く・痛みを取り除くなどといった表面的な効果と、自律神経の改善・脳脊髄液循環の改善など内面からの効果を期待しているようです。
また、脳脊髄液減少症の有効な治療法と言われているブラットパッチ後のメンテナンス治療として行うのも効果的であるともおっしゃっていました。
脳脊髄液減少症自体、医学会でようやく認められてきた新しい病態で、人になかなか理解してもらえない・治療に保険が使えないなど、精神的にも経済的にも負担の大きい病態です。
カイロプラクティックで少しでも手助けできたらと講演を聴いて思いました。
この症状でお悩みの方、または後遺症が見られる方は気軽にご相談ください。お話を聞かせてもらい、改善が見られそうであればカイロプラクティック治療をはじめとする代替医療をオススメしていきたいと考えております。
ご相談は電話でもメールでも受けつけていますのでご気軽にどうぞ。
柴田 泰之(スパイナルケア桜新町)