06/04/12

カイロプラクティックについて

世界中には様々な治療法があります。大きく分けると西洋医学と、それ以外の医学です。西洋医学以外の治療法を代替医療(Alternative Medicine)と言います。この代替医療の中でWHO(世界保健機構)の加盟が認められているのは、カイロプラクティック(WFC)と鍼灸(WFA)だけです。

日本では、うさん臭いイメージのあるカイロプラクティックは、世界レベルでは認められているのです。それではカイロプラクティックの特徴とはなんでしょう?

まずは、カイロプラクティックの語源を考えてみましょう。Chiropracticと言う言葉は、“cheir”という「手」を意味する語と、“praktos”という「行った」を意味するギリシャ語でした。つまり、「手で行う医療」という意味です。
しかしながら、手で行う以外の治療方法もありますので、定義は徐々に変わってきています。
2005年に定められた定義としては、
「スパイナルヘルスケア(脊柱ヘルスケア)の専門職」
らしいのですが、ピンと来ません。おそらく、皆さんもよくわからないと思います。簡単にいうと、背骨には神経の大元が通っています。ですから、背骨の動きが悪くなると、神経のバランスもわるくなります。つまり、私たちカイロプラクターは、「背骨の関節を治療して、神経のバランスを整える専門職。」であるといえます。。

もう少し簡単にいうと、“筋肉や骨・関節の内科”と言う定義です。西洋医学では、内臓の形(形態)を診るのは“外科”、内臓の機能を診るのは“内科”。筋肉や骨・関節の形態を診るのは“整形外科”。筋肉や骨・関節の機能を診るのは、西洋医学ではないと言っても良いでしょう。そこを補うのものとしてカイロプラクティックがあるのです。

カイロプラクティック独自の考えに“動き”と言う概念があります。
西洋医学では、解剖学(身体の形態(かたち))、生理学(内臓の機能)、病理学(内臓の病気の仕組み)や生体力学(正常な関節機能)はあるのですが、関節機能の異常に関する教科はほとんどないのです。

この“動き”を人間生活で考えてみましょう。
例えば、会社。実に様々な人々が働いています。個人差はありますが、それぞれが働いて(役割を果たして)会社は成り立っています。ところが、誰かが休むと、その負担が他の人に掛かります。1・2日なら問題ありませんが、1ヶ月以上ともなると、負担が掛かっていた人も体調を崩してしまいます。この状態が身体で起こったら・・。

人間社会で起きる事が身体で起きると問題になるのは当然の事です。しかし日本では、カイロプラクティック以外の教育では触れる事のない考え方だと思います。どのような治療を受けても変化のない場合は、このような機能障害の可能性も考えられるのではないでしょうか。そう理解していただき、カイロプラクティックを受けてもらえるとうれしいです。

柴田 泰之(スパイナルケア桜新町)

Posted at 06,04,12
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