脊柱管狭窄症とは?
腰の脊柱管の中には大事な神経が入っていて、足の運動神経、足の感覚神経、排尿や排便など内蔵機能に関わる神経などがあります。
脊柱管狭窄症は、脊柱管が何らかの原因で狭くなることによって起こり、様々な神経症状を起こします。
脊柱管狭窄症の原因
脊柱管が狭くなる原因はいくつかあります。
●脊柱管を覆っている靱帯が厚くなっている(骨化してしまった)
●椎間板ヘルニア
●怪我の影響
●その他
多くの場合、脊柱管狭窄症は思い当たる原因もなく始まります。そのため、脊柱管内部の靱帯の骨化などが多いと考えられています。
脊柱管狭窄症では足の神経や排尿・排便に関する神経が障害を受けます。多くの場合は足の神経のみ影響を受けますが、排尿や排便のコントロールが利かなくなることもあります。この状態は危険な状態なので、排尿・排便の障害が出たらすぐに救急で病院に行く必要があります。
脊柱管狭窄症の症状
主な脊柱管狭窄症の症状を挙げます。
●片足もしくは両足に痺れがある。
●痺れは『鋭い』、『ビリビリ』、『電流が走るような』、『灼熱感』などと感じることが多い。
●肛門付近に痺れを感じることもある。
●歩いていると痺れが悪化し、少し休むとまた歩けるようになる。
●腰を前屈させていると痺れが楽になることが多い。
●痺れが強くなると、足に力が入らない感じが出てくる。
●腰痛はないか、あっても軽いもののことが多い。
●排尿や排便のコントロールが利かなくなることもある。
脊柱管狭窄症の治療
脊柱管狭窄症に対するカイロプラクティック治療は、痺れが軽減する方向へ背骨を調節することがメインになります。特に脊柱管狭窄症では体の前屈で痺れが緩和されるケースが多いので、その方向へ関節を調整します。
脊柱管狭窄症の重症例では、カイロプラクティック治療や整形外科のリハビリなどでは改善せず、手術をしなければならない場合もあります。
また、肛門付近に痺れを感じたり、排尿・排便のコントロールが利かなくなった状態では『馬尾徴候』という危険な状態が疑われますので、その場合にはすぐに専門医へ紹介いたします。
