10/12/14

【症例報告】半年前から続いているめまい


23歳 女性 二子玉在住 めまいを訴え来院

症状は半年ほど前から気になっている。めまいは、まわりがぐるぐる回るような感覚であり、立ち上がりや、PCを使う、本を読むなど、長時間同じ姿勢を取った後の動きであらわれることが多い。めまいと同時に、後頭部を殴られたようなズキンとした痛みや、口や舌が麻痺したような感覚も時々あらわれる。めまいの症状は数十秒から1分ぐらいで症状は落ち着くことが多い。考えられる原因は、半年前に車の助手席に座っていた時、追突事故にあい、むち打ち症で2週間ぐらい辛かった事がある。耳鼻咽喉科、神経外科などでMRIなど、さまざまな精密検査を受けたが、原因はわからず、経過観察と言われている。


【初診時の検査】

首を左にむける途中で、首の痛みとめまいあり
首を後ろに向けると5度ぐらいで首の痛みとめまいあり
仰向けから起き上がる動きでめまい誘発


【施術後の経過】

病院で精密検査を受けても、まったく問題が見つからないことと、椎骨・脳底動脈不全の検査(マイグネテスト)で問題ないことから、初回は軽い刺激で頚部を調節。治療後、起き上がり時のめまいが悪化したが、そのまま数分休むと症状は落ち着いたので帰宅してもらった。2日後に2回目の調節。今回は刺激量を少し増やして調節した。治療後の症状の悪化は無かった。3回目から日常生活での、めまいの頻度が少なくなり、右を下にしても眠れるようになった。5回目の治療でめまいは完全に落ち着いたが、舌や口の感覚はあまりかわらないため、その後は週1回のペースで継続治療を行う。少しずつしびれは改善し、14回目からは症状がなくなったので、メンテナンスに移行。月1回の経過観察を行っているが、これ以後、めまい、しびれ共に再発は無い。

【担当カイロプラクターのコメント】

今回の症状は、大変めずらしい症状ですが、「頚性めまいを伴う、Neck-Tongue syndrome」になります。頚性めまいは、バランスに関わる、固有感覚と呼ばれる感覚受容器がたくさん分布している、頚椎を傷めることで、あらわれるめまいです。病院で診断のつかない、めまいや、良性発作性頭位めまい(BPPV)と診断された人で該当する患者さんが多いようです。今回、同時に起こっている「Neck-Tongue syndrome」はとても珍しい症状で、AnthonyとLanceが1980年に報告したのが最初と言われています。こちらも頚椎へのダメージが原因で、舌下神経と呼ばれる脳神経に影響を及ぼす、非常に珍しい症状です。一般的に舌にしびれを起こす要因として、椎骨・脳底動脈不全や、頸動脈循環不全、脳虚血など、危険なものが多いので、精密検査を行いますが、それでも原因がわからない場合、このケースの可能性が考えられます。


Posted at 10,12,14
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10/08/15

めまいを訴えて来院


31歳女性(会社員)用賀在住
2週間前から船酔いのようなフワフワした目眩があり、朝起きて身体を動かそうとしたときからグワーっと出てきて、通勤で歩いていても常に水中に浮いているような不安定な感覚がある。先週、耳鼻科で軽いメニエール病と診断されて薬も処方されたが副作用のせいか気持ち悪くなるので飲むことができず違う治療法を試したいと思って来院した。仕事は不規則で忙しい仕事で週1回は泊まりの仕事もある。ほかには不眠、冷え症、生理痛・月経不順・月経前症候群(イライラ)などの婦人科系の問題がある。

【初診時の症状】
全身の姿勢維持筋の緊張が強い。
両足首の関節機能低下。
上部頸椎の関節機能低下と筋緊張。

【治療後の経過】
目眩は最初の2週くらいで日常生活に支障のないところまで回復しましたが、1ヶ月くらい経ったところで一度だけ再発をしました。初診時から週2回ペースで2ヶ月間、身体の緊張を取ってしっかりと副交感神経が働く状態を作っていき、それ以降は目眩の再発はなく、よく眠れる、生理痛が軽くなった、などの交感神経優位と思われていた症状も改善しています。現在は2~3週に1度のペースでお仕事の忙しさに合わせて調節を受けられています。

【担当カイロプラクターからのコメント】
目眩の原因として首や足首にある平衡感覚のセンサーが異常を起こすケースがありますが、この患者さんはそのどちらにも問題がありました。しかし、関節由来の問題だけではなく、全身のコンディションをあげていく必要があるという判断をしました。
まず、全身の姿勢維持筋の緊張が高いことから、体が休息できていないことが分かります。また、不眠、冷え症や婦人科系のホルモンバランスによる問題なども併せて考えると交感神経が高ぶりすぎていることが原因と考えました。お話を聞いていくとお仕事が集中して緊張を強いられる職業であり、ご自身も完ぺきを求めて根を詰めてしまうタイプということでしたので、職場の協力も得て、お仕事のペースを緩めてもらいながらコンディション・アップに協力してもらいました。今では以前のようなハードワークでも心地よい疲れで乗り切れるようになったと大変喜んでいらっしゃいます。


めまいなどでお困りの方は

Posted at 10,08,15
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10/05/24

肩こりとめまい


42歳 男性 用賀在住

慢性的な肩こりとめまいにより訴えて来院。20年来の肩こりでどこに行っても一時的にしか楽にならない。特に左右の差はなく、首から肩にかけていつも張りを感じている。仕事が忙しいと肩こりが強くなり、デスクワークが原因と感じている。1週間前からめまいが出るようになり、下をしばらく向いていて、頭を上に戻すときにめまいがある。耳鼻科に行ったが異常なしとのこと。少しずつ治まってはきている。


【初診時の症状】

・後頚部~肩にかけて筋肉の強い緊張

・下を向いて頭を戻すと軽い回転性のめまい

・頚部の前面の左右の差(右が強い筋緊張)


【治療後の経過】

初回はめまいが上部頚椎の関節、筋肉の問題が考えられたので頚部~肩にかけての筋緊張を取り除き、関節の動きを全体的に改善させる治療を行った。治療後、すぐにめまいが無くなることはなかったが、2回目の来院時にはめまいの訴えはなくなっており、症状は、慢性的な肩こりだけになった。肩こりに関しては、かなり慢性的な状態であり、上部僧帽筋(首から肩にかけてついている筋肉)を中心に凝りを訴えてている。その部分だけ治療せずに、他の部分、胸の前などの前面や腕などの全体的にな張りを取り除く治療を2~3回行った。患部である僧帽筋(首から肩にかけての筋)はもちろん、筋線維の深い部分のケアをしないと悪循環は取れてこない。それに沿った治療を行い。2~3回の治療で70~80%の改善があり、生活で肩こりに苦しむことが少なくなった。

 

【担当カイロプラクターのコメント】

めまいの原因の多くは頚部や頭部の筋肉や関節の問題であることが、多くはあります。実際にはデスクワークによる疲労性の問題が蓄積して問題を起こしているケースがほとんどです。今回のケースのように耳鼻科に行っても症状の原因はがない場合の多くが、肩や首の筋緊張によるものです。その多くが、頭痛などを伴います。メカニズムは、上部頚椎の関節やそれに関わる筋群が、他の部分の関節や筋肉よりもより多くの情報を感知するセンサーが存在しており、そのセンサーが強い筋緊張により働かず、目から入る情報とのズレが起こるためにめまいになると考えられています。そのため、頚部や肩こりなどの疲れをため過ぎるとこのような症状を引き起こす原因になります。




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スパイナルケア


Posted at 10,05,24
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